よくある質問 : アレジオン

用法・用量

アレジオン錠を一包化して処方することはできますか?

本剤の一包化につきましては次のデータを参考にご判断をお願いします。

<参考>
25℃、75%RH(暗所)瓶、開栓の条件で3ヵ月の保存において、いずれの測定項目も規格内でした。
12ヵ月の保存において、性状(外観)が微だいだい色~淡だいだい色に着色したが、その他の測定項目については規格内でした。

<引用>
アレジオン錠 インタビューフォーム Ⅳ.製剤に関する項目 4.製剤の各種条件下における安定性

アレジオン錠を半錠にして投与することはできますか?

本剤に割線はありません。
また、半錠での投与は承認された用法ではないため、お勧めはできません。
なお、半錠での安定性に関する検討は行っておりません。

アレジオン錠を粉砕して投与することはできますか?

本剤の粉砕投与は承認された用法ではないので,お勧めはできません。

アレジオン錠は1日2回で処方できますか?

本剤は、いずれの効能又は効果に対しても、1日2回の適応は有しておりません。

<参考>
【用法・用量】
1.気管支喘息、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、皮膚搔痒症、痒疹、掻痒を伴う尋常性乾癬:
通常、成人にはエピナスチン塩酸塩として1回20mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
2.アレルギー性鼻炎:
通常、成人にはエピナスチン塩酸塩として1回10~20mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

<引用>
アレジオン錠 添付文書

特殊患者

小児へのアレジオン錠の投与は可能ですか?

本剤の用法・用量は添付文書上、「通常成人には」と記載しておりますので、小児への使用はお勧めできません。
また、小児に対する安全性は確立しておりません。

<参考>
添付文書 【 用法・用量 】
1.気管支喘息、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、皮膚搔痒症、痒疹、搔痒を伴う尋常性乾癬:
通常、成人にはエピナスチン塩酸塩として1回20mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
2.アレルギー性鼻炎:
通常、成人にはエピナスチン塩酸塩として1回10~20mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

添付文書 6.小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。

<引用>
アレジオン錠 添付文書

妊婦へのアレジオン錠の投与は可能ですか?

妊娠中の投与に関する安全性は確立しておりません。
本剤の添付文書上、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。と記載しています。

<参考>
妊娠前及び妊娠初期試験(ラット)では受胎率の低下が、器官形成期試験(ウサギ)では胎児致死作用が、いずれも高用量で認められている。

<引用>
アレジオン錠 添付文書

高齢者にアレジオン錠を投与する場合の注意点はありますか?

高齢者では肝・腎機能が低下していることが多く、吸収された本剤は主として腎臓から排泄されることから、定期的に副作用・臨床症状(発疹、口渇、胃部不快感等)の観察を行い、異常が認められた場合には、減量(例えば10mg/日)又は休薬するなど適切な処置を行うことをお願いします。

<引用>
アレジオン錠 添付文書

周術期患者では、アレジオン錠の休薬が必要ですか?

周術期の休薬に関して、本剤の添付文書上、特段の記載や注意喚起をしておりません。
患者様の状態や手術の内容などを考慮してご判断をお願いします。

肝機能障害患者へのアレジオン錠の投与は可能ですか?

肝障害又はその既往歴のある患者に対しては、肝障害が悪化又は再燃することがあるため、慎重に投与することをお願いします。

<引用>
アレジオン錠 添付文書

腎機能障害患者へのアレジオン錠の投与は可能ですか?

本剤の添付文書上、腎機能障害患者への投与に関して特段の記載や注意喚起はしておりません。

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